パンフレット制作の進め方
パンフレットは原稿なしでも作れる?準備と進め方
結論:完成した原稿がなくても、パンフレット制作は相談できます。最初に必要なのは文章ではなく、「誰に」「何を伝え」「読んだ後にどう動いてほしいか」を整理することです。
原稿を書く前に、パンフレットの役割を決めます
会社案内や営業パンフレットを作ろうとすると、先に文章をそろえなければならないと思いがちです。しかし、目的や読者が曖昧なまま原稿を書き始めると、載せたい情報が増え、伝える順番を決めにくくなります。
最初に、営業訪問で事業内容を説明するのか、展示会で興味を持ってもらうのか、採用候補者へ仕事を伝えるのかを確認します。使う相手と場面が決まれば、必要な情報と不要な情報を分けやすくなります。
相談前に分かる範囲で整理する4項目
- 現在困っていること:説明に時間がかかる、資料が古い、会社の強みが伝わらない、など
- 読んでほしい相手:見込み客、既存顧客、求職者、学校関係者、取引先など
- 使う場面:営業訪問、商談、展示会、会社説明会、郵送、店頭など
- 読後に期待する行動:問い合わせ、商談、応募、詳しい説明の閲覧など
すべてを決めておく必要はありません。分からない項目は、打ち合わせの中で一緒に整理できます。既存の会社案内、Webサイト、営業資料があれば、現在の情報を確認する手がかりになります。
原稿がない場合の5つの進め方
- 相談:現在の課題と、制作を考えたきっかけを共有します。
- ヒアリング:読者、目的、使用場面、必要な情報を確認します。
- 企画・構成:何をどの順番で伝えるかを整理し、ページの役割を決めます。
- 文章とデザイン:見出しや文章の方向を整え、写真や図版と組み合わせて形にします。
- 確認・納品:内容と表現を確認し、必要に応じて印刷手配またはデータ納品へ進みます。
依頼する側と制作側で、情報を分担します
会社の事実や商品・サービスの内容を最もよく知っているのは、依頼する会社の皆さまです。一方、情報を読み手の視点で並べ、見出しや文章、デザインとして伝わる形にすることは制作側の役割です。
「原稿を全部書いてから渡す」のではなく、社内にある事実や資料を共有し、対話しながら必要な内容を選ぶ方が、実際の会社らしさを保ちながら整理できます。
写真やページ数も、目的の後に決められます
写真の点数やページ数は、パンフレットの目的と構成によって変わります。最初から仕様だけを固定するのではなく、伝える内容を整理した後で、必要な写真、図版、ページ構成、印刷仕様を検討します。
有限会社ワイズハートでは、目的と読み手の整理、企画・構成、デザイン、印刷手配まで相談できます。データ納品だけを希望する場合も含め、必要な制作範囲を確認して進めます。
情報メモから原稿にする具体例
以下は進め方を説明するための架空例です。実際の顧客事例や当社の受注条件ではありません。
1.まずは、社内の言葉で材料を出す
例:「金属部品の加工」「小ロットの相談が多い」「図面を見てから対応可否を判断」「展示会で初めて会う購買担当者へ渡したい」。この段階では、整った文章にする必要はありません。
2.事実と、まだ確認していないことを分ける
| 情報メモ | 確認すること | 紙面での役割 |
|---|---|---|
| 金属部品の加工 | 材質・加工方法・対応寸法を現場へ確認 | 何を相談できるかを説明 |
| 小ロットに対応 | 条件や例外、公開可能な数量の有無を確認 | 依頼できる範囲を判断する材料 |
| 品質に自信 | 検査方法や確認工程など、裏付けになる事実を確認 | 抽象的な強みを具体化 |
| 図面を見て判断 | 送付方法、受け付ける形式、窓口を確認 | 次に取る行動を案内 |
3.確認できた内容だけで短く組み立てる
上の条件が確認できた場合の文章例:「金属部品の小ロット加工をご相談いただけます。材質・寸法・数量を図面で確認し、対応可否をご案内します。」この後に、実際の対応範囲と図面の送付先を続けます。「何でも」「必ず」「最短」といった、確認できない約束は足しません。
4.確認担当を決めてからレイアウトへ進む
製品仕様は技術担当、会社情報は管理担当、問い合わせの流れは営業担当というように、内容を確かめる人を決めます。未確認箇所は原稿上で「要確認」とし、確認前の文章をそのまま印刷しないようにします。事実確認と、色・文字サイズの確認を分けると、修正の行き違いを防ぎやすくなります。
よくある質問
原稿がまったくなくても相談できますか?
はい。完成原稿は必要ありません。誰に、何を伝え、読んだ後にどう動いてほしいかを伺い、必要な情報と伝える順番を整理するところから相談できます。
相談前には何を準備すればよいですか?
現在困っていること、読んでほしい相手、使う場面、読後に期待する行動のうち、分かるものだけで構いません。既存資料やWebサイトがあれば、現状確認の参考になります。
写真がないと制作できませんか?
写真の必要性は、目的と構成を決めてから判断できます。先に掲載内容を整理し、必要な写真の種類や点数、準備方法を相談します。
愛知県外からも相談できますか?
はい。有限会社ワイズハートは愛知県半田市を拠点に、オンラインで全国から相談を受けています。
原稿がない段階から、整理してみませんか?
代表の山口トオルが、現在の課題と使う場面を直接伺います。
